上の子がえらく怒りん坊である。昨日はお風呂に入る前に、プリキュアの録画を見ていて、僕が子供たちをお風呂に入れる準備ができたので、お風呂場から呼び出しボタンを押して知らせたら、リビングの方で上の子がギャンギャン泣いているのが聞こえてきた。
「今いいところだったのにー!!」
テレビを見ていると、ときどきこうなる。見たくて見たくてたまらなくて、我慢できない、他のことは先延ばしにしてでも、これを成就させたい。揺るぎない意志を持って抗う。大袈裟に言いすぎているけど、本人は夢中になっていることを途中で止めることがなかなかできない。
これは僕達だってそうだろう、今じゃない、もう少し区切りのいいところまで終わらせてから、と考えることがあるが、その前に横槍が入る事はよくある事だ。そうなった時、大抵いい気分ではないし、イラッとするだろう。
お風呂に入って、早く寝ようという、子供に課せられた毎日の宿題のようなものがあるから、こちらも先延ばしにしていくわけにもいかない。特にお母さんの方がそういう気持ちが強いだろうから、こういうときには火花を散らして、お風呂入りなさい、入りたくない戦争が起こる。昨日に至っては僕も、風呂場で延々とギャンギャン泣く娘に、大きな声では怒らなかったが、大人のロジックで、あなたの言っている事はおかしい、それでいいなら、自分でやりなさいと、きっと娘が一番嫌がるであろう方法でせめてしまった。ごめんなさい、娘よ。
子供は子供らしいところで、こういう事も可愛い一部分であるけど、これが長く続いたり、毎日毎日となると、大人もなかなか穏やかなままとはいかない。腹を立てるし、声も荒げてしまう事もある。
大人が大人らしく対応しているつもりだが、子供が子供らしくなくなってきている、要するに成長してきていて、言い訳や言葉遣いも一丁前になってきているから、それに合わせてこちらもいろんな言い方、態度、教え方をできればいいのだが、大人に腹を立てるのと同じようにただただ、子供にも怒りの矢印が向いてしまう。
あー、反省。昨日は、僕がぐちぐちと責めたから「明日からお母さんと一緒にお風呂入る!!ぷんぷん!!」という娘に、
「あー、いいよ、じゃあ今日がお父さんと一緒に入るの最後だね!」
今日は僕とお風呂に入ってくれないだろうなぁ。
と言ってしまって、もしこれで本当にお風呂が最後になってしまったら、ショックだなぁと、口にしてしまった言葉を、無かったことにして、もう一度口の中に詰め込んでしまいたい気持ちだった。売り言葉に買い言葉とは、まさにこのことか。
今日の通勤BGM♪
Hi-Standard/Dear My Friend
少しでも元気の出る一曲を。
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