11月19日

自分が一生懸命かどうかは、相手には関係ない。

そうかぁ、僕は一生懸命かどうかはわからないけど、僕の行動は相手に不快な思いをさせてしまうことがあるんだなぁ。自分は人の気持ちはわからないし、気遣いもできない。社長や役員が言うような、言動、気持ちのこと、話で聞いていれば理解はできるけど、自分には落とし込みができていない。人の話は聞いていて、段々とわかったり、飲み込んで自分の気持ちも、なるほどーと思って飲み込めたりもするけど、なかなか簡単にはいかないし、僕自身が本当にそう思わなければ、きっと行動や言葉は変わっていかない。

僕の性格は、頑固、らしい。僕自身はそんなに頑固なつもりはないのだけど、奥さんがそう言うのだから、そうなのだろう。近くにいる人から見て、頑固だと認識されるようなことをしてるのだから、それはもう、頑固だろう。自分ではうまいこと立ち回ったり、何かを譲らないで意固地になったりしてることもあまりないとは思っているのだけどね。どうやら客観的に見て、全然違うらしい。

僕は人に恵まれていると思う、今の会社も僕みたいな人を採用してくれて、何もわからない僕をしぶとく教えてくれて、何度もミスしても見離さずに、サポートしてくれる。厳しい一面ももちろんあるけど、僕は明らかに支えられている。支えてもらってることを自分が接してもらってる部分しか感じられていないけど、本当はもっともっとたくさんのところで、いろんな人に支えてもらって、助けられて、時にはまあまあ、仕方ないね、と目をつぶってもらったりしているのだろう。そうとも知らず、僕はのうのうと生きている。さも、僕は何事も普通にできていて、誰かに迷惑かけたり不快なことをしたりしていない、というふうに過ごしていて、のうのうと生きている。僕は失礼なやつだ、失礼なことをしてしまうのは、自分が偉い、できる、優れていると思っているからだろうか。自分ではそんなふうに思って、人と接してはいない。けど、深層心理ではそう思っている。自分はダメな人間だなぁ、とへこむことはあるけど、自分はダメな人間なのだから、と自分を戒めてはいない。ただ落ち込み、時間が経てば気持ちを何とか持ち直し、そしてまた自分は普通、偉い、できる、という心の奥の変な自信のようなものが蘇ってくる。他の人と比べて、自信があるわけではないけど、劣ってはいないと思う、至らない部分はないと思い込んでいる。

恵まれている環境を活かせず、自分の成長を遂げられず、誰かに迷惑をかけ、不快にさせる。行動だけ変えてもダメだよな、やっぱり思うこと、そう感じる心が育たないと。僕はまだ未熟だと口では言えるけど、心からそうは思っていない。今あるものだけで、十分だと思ってしまっている。これだけで通用すると思ってしまっている。

立ち直れないほど、打ちひしがれることがないと、根本的には変わらないだろうな。今こうしていることで、もしかしたら大切な何かを失ってしまうかもしれない。そんな危機感はない。僕はどこまでも気持ちや感じ方を変えられないでいる。自分にもっと目を向けることを、自分を振り返ることをしなければいけないな。

今日の一曲♪

くるり/東京

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