適性とは

適性、向いてる、向いていないとは。

昨日、上司とひょんなことからそんな話になった。仕事の指摘をしてもらっていた中で、僕から、この仕事向いていないのではないかと、相談したような感じだ。

自分では頑張っているつもり、だけど、結果も出ず、むしろ会社の状態としては後退しているようだ、これは僕が仕事をやれていないから、結果を残せていないから、僕には向いていないからではないか。

正直に悩んでいたところもあり、ここにいても僕は成長できない、そして迷惑をかける、ここではないところで戦った方が良いのではないか、と考えていた。

上司の助言、話、腹落ちした。僕のバスケの経験を引き合いに出して、話してくれた。バスケは自分ではトップクラスの気持ちでいるが、率直にその程度で、上の世界を見てない、知らないからそこで満足してる、仕事で10年経って、その結果が出ていないから向いていない?じゃあ、バスケの適性はあなたにはあるのかな?今、向いていないと感じているという事は、その先にもまだまだ課題があってクリアできていなくて、今までとは別のステージにきている証拠。NBAの八村選手や渡辺選手、メジャーリーグの大谷選手はあのレベルに行けば、自分には向いていないと悩んだりする事はないのだろうか?おそらくあなたの思っていることからは想像もできない事で悩んでいる事もあると思う。向いていないという事は、ここから逃げ出したい、避けたいと思う人が使う言い訳だ、と。

なるほど、バスケでは強い相手と戦っていい試合をしたり勝てるようになった、自分も活躍したり上手くなったりした。だけど、その上の世界を見る事はせず、諦めてあくまでも自分が楽しいと思うところでバスケをしてきた。仕事は楽しくはない、バスケとは比べ物にならないくらい楽しくない。だけど、きちんとやってきた事は積み重なってきて、今それを考えるタイミングじゃない、もうそれはクリアしてきた、だから次はステージの違う悩みが出たり、違う事で厳しさを求められたり、怒られたりするようになっている。

赤ちゃんがよちよち歩き出したら、大いに褒めるだろう。4歳にもなった子供が歩かなかったら、ちゃんと歩きなさいと怒るだろう。それと一緒だ、今やっている事、怒られている事はやれて当然だと思われている事もあるし、これからやる事でそのままじゃダメなんだぞ!と、言われる事も出てくる。

成長すれば、また上には上がいて、それはこの会社の中だけではなくて、外に目を向けたら、他の会社、他の業界、世界中となれば、キリがない、てっぺんは果てしない。

そうか、向いていないと言い訳して、自分で諦めたり、逃げたり、目を背けようとしただけか。

なんとも恥ずかしい、そんな風に自分の心もわからずに話をしていたなんて。

いろんなことに、自分はまだまだだなあ、上には上がいる、まだまだ頑張らなきゃと思うようにならないとな。

僕は自分のことを誰かよりは上だと思っていることが多い、下のひとを見つけてその人よりは大丈夫、できると思ってる事が多い。成長する人は、どれだけやっても不安になる、心配になる人だと思う。そしてそれを努力と捉えず、やって当たり前の事と思っている。

今まで僕がしてきたこと、送ってきた人生とはまるで違う思考、行動だ。これはなかなか、変える事はできないだろうな。だからと言って、努力できないわけじゃない、できる。できることはできるだけやる。

今日も一日、頑張ろう。

今日の通勤BGM♪

Flipper’s Guitar/Haircut 100

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