Noni

土曜日だけど仕事のため出勤してる。会社の一大事だから仕方ない。どうなることやら。

昨日も帰りが遅く、子供達はカオス状態だったらしく、奥さんは結構参ってしまったようだ。下の子は抱っこーと言っては泣いてしまうし、上の子は晩御飯がお鍋にうどんではなくラーメンの麺を入れて欲しかったのが、めんめんと言っていて、それが奥さんにはうどんと伝わってしまい、出てきたお鍋がうどんが入ってるのは嫌だと駄々をこね、泣いて、頑張って作った奥さんもせっかく作ったのに!と怒ってしまい、大変なことになってしまっていたみたい。ご飯作って、いらないと言われると大抵こういうやり取りになって、じゃあ食べなくていい!と怒られて、子供が大泣きするのだけど、僕は怒るとかではなくて、子供が嫌だ、食べないというのであれば、食べなくていいよ、と言って優しく諭してあげる。だけど、優しく言ったところで泣くのは変わりない。せっかく作ったのに、と気分を害するのはわかる。頑張って作ったのに、食べないとか嫌だと言われると悲しいというのもわかる。だけど、それに対して怒るのはなんでなんだろうか。やっぱり、自分がこれだけ頑張って作ったのに、という、この「のに」が効いている気がする。

自分がこうした「のに」、あなたがそうではないから、怒っているということだ。これ、ご飯だけではない。日常のいろんなところに、この「のに」が、発生する。自分の予測、期待があって、それを覆されたり、うまく進めなかったり、思った感じではなかったりすると、「のに」と思ってしまって、相手を攻撃してしまったり、怒ってしまったりする。

僕もイラっとするかもしれないけど、相手は必ず自分の思い通りや期待通りでないことはわかっているつもりなので、そこに対して怒りは発生しない。僕はこれは気をつけたり、直してきた方だと思う。こういうことで怒ったりして、それを恥ずかしいと思ったから。なんか、怒ってる人って恥ずかしい。

奥さんも段々と減ってきてるけど、やっぱり性格だからね、そう簡単にはいかんもんです。なんとなくさ、年を重ねてきたら、丸くなったりするもんだけど、まだ丸くなる歳でもないけど、段々とその怒りは結構無駄なエネルギーだったりするんじゃないかなって気づいたりして欲しい。そして、プリプリ怒ってる自分を、もう一人の自分が見て、どう感じるか、想像して欲しい。

普通に出かけてて、お母さんが子供にえらく怒ってることをたまに見かける。子供が泣いていて、すごい表情で怒ってる。あれを見ると、恥ずかしくなる。周りの大人も結構白い目で見ている。お母さんはそれどころではない。世の中のお母さんは、それわかるよーと思うだろうけど、わかるよーと思うことと、怒らないでなんとかするとか、怒らないでおさめられるようにするとか、そっちに力を注いであげられるようにしてあげてほしいなあ。やっぱり怒るって、いらないストレスだと思うしね、体に毒だよって思うから。

こんなふうに知ったふうな口をきくと、自分の奥さんも世のお母さん方も、また怒ってきそうだな。

もちろん、やっちゃいけないことをやったとしたら、しっかり叱ってあげてください。だけど、思い通りにならない、言うことを聞かないってことで、ひどく怒らないであげてください。

今日の一曲♪

小沢健二/彗星

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