好きこそものの上手なれ

早いもので今日から3月。ブログを始めたのは2月だったか。全く書けていない、これはまずい。

3月1日月曜日、何とキリのいい日だ。だからまた頑張って書いてみようと、スマホをいじくっている。

私は中学からバスケをして、高校でそれなりに県内でも強豪という学校に進み、そこできつい練習に耐え、レギュラーを取り、そこそこバスケ上手いんじゃないかと言う自負がある。

仕事はと言えば、33歳までフリーターで、アルバイトで長いことダラダラと過ごしていた。こればっかりは世の中との一般的な流れ、社会の常識から乖離していて、取り返しのつかない過去。どうしようも無い。世の中の当たり前から逃げるようにして、フリーターを続けていた。

就職できたことは奇跡かもしれない。パソコンもまともに使えず、参考書を見ながら会社で練習していた。そんなことで給料をもらえていたのだからビックリだ。

バスケは、中学から20年近くやってきて、ダンクなんてできるわけではないが、頭の中で、こうしたらこう、ああなったらこんなふうに、とあれこれと考え、いろんな場面、いろんな敵に巡り合っても臨機応変に動いたり、チームメイトに働きかけたりしてきた。

仕事では、30歳過ぎて右も左もわからない状態で、言われるがまま、自分の頭で考えるよりも誰かのやっていることや、言っていることを理解することがまず先決だった。しかもバスケとは違って、好きなことでもないものだから、仕事のことを頭の中であれこれと考える時間なんて作りたくもない、仕事が終われば仕事のことから頭を切り離してきた。無論、今もそう。

就職して8年になるが、自分自身での成長を全く感じられない。バスケは、自分はあの選手よりも劣るが、この部分なら勝てる、試合には負けるかもしれないが、こうすれば一矢報いることができるかも、と考えたり、去年の自分よりも色々なことができることを実感できていた。

バスケは部活で毎日、仕事も毎日だが、取り組むものの好き嫌いによって、同じ時間をかけても、こんなにも成長度合いに差が出るものかと、身に染みて感じている。

好きこそ物の上手なれ、本当にそうだ。仕事は好きでは無い。バスケは楽しいし、好きだ。お金は稼げないが、バスケのことを考えるのは楽しい。仕事は、給料はもらえるが、決して楽しくはないし、進んでやりたいとは思わない。

バスケと仕事を比べて、まあ、仕方のないことだよなぁとは思っているが、仕事での失敗や成長の遅さをバスケの経験値のように考えたり、臨機応変に対応できたり、自分はこういうプレイヤーだから、こうするんだ!という信念、軸のようなものを持てるようになったらなぁと、つくづく思う。

私には、特にない、信念や軸。生活する上でも特に無い。あ、あるとしたら、「しょうがない」だ。やろうと思ってたこと、やりたかったこと、計画を立てたり、誰かにお願いしたり、自分のことも、他人のことも。思い通りにいかないこと、ならないこと、世の中たくさんだけど、それを「しょうがない」と思うようにしている。これは私の生きる上での軸になるようなものの考え方だ。

自分の頭の中で、勝手にあれこれ考え、それとは違う結果になることに対して、怒りや苛立ちが芽生えないように。人との言い争いや自分の中のイライラは、本当にいらないエネルギーの消耗の方法だ。出来るだけ、自分も他人も、怒りやイライラと距離を取って生きていきたい。

今日も穏やかな1日になりますように。

今日の通勤BGM♪

中村一義/キャノンボール

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大学卒業してから付き合った、サークルの後輩の女の子。二人で行ったフェス。人生で初めてのフェス。オープニングアクトが、中村一義。一曲目がキャノンボール。あの後、三年くらい連続で一緒にフェス行ったっけなぁ。あの彼女は元気にしているかなぁ。

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