家の近所で、水の事故があった。かなりの数の消防車や救急隊がいたらしい。普段、消防車や救急車、パトカーを見ると、あ！と指差して喜んだり、どっちに行った？と興味深く見ていたのだけど、さすがに昨日の状況で、たくさんの消防車が並んでいるのを見て、怖くなったららしい。ご飯を食べている時も、どことなく元気がなく、奥さんとその話をしていたら、珍しく子供の方が、その話は今はしないでおこうね、怖いから、と言ってきた。申し訳なかったね、怖いのに、それをあまり表に出さずにいてくれたんだね、ごめんよ。夜も23時頃に、いきなり起きてきて、どうやら怖くて目が覚めてしまったらしい。子供心に、とても印象強く、恐怖心を感じた出来事だったんだね、そりゃそうだ、あんな風景を目の当たりにして、しかもヘリコプターやドローンまで飛んでいたらしいから、只事ではない状況で、大人でさえ恐怖を感じたし、とてもとても心配になってしまうのだから。
いろいろ情報見てたら、子供が溺れてるのを助けようとした大人、二人とも捜索されて、子供は見つかったけど、結局亡くなってしまい、大人は昨日の夜までに見つからなかったみたい。なんとも傷ましい。新学期始まって、楽しいことがたくさん待っていただろうに。ご冥福をお祈りします。大人の方もまだ見つからないなんて。状況は厳しいけど、いち早く見つかることを願う。
感受性が強いのかもしれないね、子供は。僕が子供の時はどうだっただろうか。田舎に住んでたし、特に大きな事件や事故ってのはなかったけど、近所で火事があって、それが友達の家のすぐ裏で出火で、その時も消防車のサイレンがずっと鳴り響いていた。赤い火が向こう側に見えて、逃げなければいけない、近寄ってはいけないことがわかった。小さかった僕は親と一緒に心配半分、興味半分で外に出てみたけど、怖くなって引き返してきた。野次馬がたくさんいたなぁ、それもよく覚えてる。やはりショッキングな風景だったのだろうなぁ。
上の子は、今朝は元気に起きて、保育園に行けるだろうか。どうしても心に引っかかってしまうだろうけど、大きな出来事があった時も、いつもと同じように保育園に行って、いつもと同じように友達と遊んで、給食食べて帰っておいで。
今日の通勤BGM♪
銀杏BOYZ／漂流教室
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