10月25日

下の子は結局りんご病でした、もう赤く発疹が出てからは感染しないのだそうな。だけど、まだ食欲もあまりないし、顔の赤みもまだ残っていて、本調子ではないので奥さんが在宅ワークしながら面倒見てくれるとのこと。助かります。上の子は起きたくない、学校行きたくないと言って着替えを拒否しておりましたが、奥さんに声かけられて、渋々起きてきて朝ごはん食べてました。ちゃんと後々学校行けたかな?

山田玲司先生の絶望に効く薬、読み終えた。ますますちゃんとした本で欲しくなったな。しかしながら、すごい世界にいる人たちはすごいな。エネルギーやら考え方やら、捉え方。三池崇史監督の考え方、好きだったなぁ。流れに任せる、抗わずに。抗った方がエネルギー使うでしょう。流れに身を任せればいずれは海に出る、ってさ。かっこいいなぁ。今の僕は流れもクソもない感じだなぁ、ただ一つ言えるのは、自分からこの流れに飛び込んだってことだ。本当はもっとどうにもならない人間で、サラリーマンなんてできるはずがない性格、性分なのだけど、結婚する為、僕はまともに見てもらえるようになれそうな道に進んだ。これが僕を一番苦しめてるのかもしれない。もし、こうしていないで、僕は僕のダラダラした生活を送っていれば、結婚なんて無理だったろうし、子供なんてなおさら。これはこれで幸せな環境だ、結婚、子供。もしも、結婚することや周りからまともに見られることだけに縛られず、自分の好きなこと、好きな環境に身を置くことを一番に考えて過ごしていたら、果たしてどんな将来、どんな今を迎えていただろうか。

こんなことを考えると、奥さんももし僕と結婚していなかったなら、奥さんの大切にしてきた部分や良い部分を失わずに済んだのではないか、と思っている。奥さんは、自分で苦労して頑張った分、必ず結果に結びつけられるように、努力して、辛いことを乗り越えて自分を形成してきたようだ。僕は辛いことはあったけど、できるなら辛いことから逃げて、楽しいことや好きなことに時間を費やせるようにしてきた。そしてできないことはできない、明日やればいい、死ぬわけじゃないし、と先延ばしにして、今目の前の自分が一番しんどくないようにしてきた。だから、明日が今になって、もっと辛いことがあったりして、それをまたやり過ごしたり、仕方なく頑張ってみたり、逃げてみたりしてきた。僕と奥さんは真逆だ、奥さんはやれないことに苛立ちやモヤモヤが発生する。僕はやりなさい、嫌だろうがそれが仕事だろ、と言われることにすごく抵抗がある。やりたくないことはできるだけやりたくない。嫌な人間とはできるだけ関わりたくない。だから僕は弱いし、奥さんの方が圧倒的に強い。そして、奥さんは表向きはそんな風に接して来ないけど、きっと僕のことを弱い人間だと感じ、そう言う風に思っているだろう。

そういあば、まだ付き合う前から付き合って間も無くか。デートでカラオケしてたときだったと思う。二人とも結構酔っ払ってた。そしたら、急に彼女(今の奥さん)が、僕のフルネームを呼んで、お前はくだらねぇな!と罵声を浴びせてきた。言葉は違うかもしれない、もう10年近く前だからハッキリとした言葉を記憶してないけど、明らかに罵声だった。僕をバカにしている人の言葉。すぐにお会計して帰ることにして、僕は彼女を置いてスタスタ歩いて行ったと思う。そしたら、なんなの?なんで置いてくの?と怒りながら追いかけてきた。いやいや、あなたはさっき、こんなことを僕に言ってきてね、酔っ払ってるからとは言え、冗談で言うような言葉ではないし、そんな言い方でもなかったし、僕のことをそう思っているならなおさら、一緒にいるのはごめんだ、と言う話をした。カラオケでの出来事は、彼女は記憶にないようだった。僕も酔っ払っているし、まあ、何か気分が悪くなるようなことを僕がしていたのかもしれないし、今回は仲直りしようと言うことで、その時はおさまったのだけど、あの時の出来事はしっかりと心に刻まれている。だから、奥さんはきっと心のどこかに僕のことをそんな風に感じたり、思いながら一緒にいるのだろうな、と僕自身の自分の心の逃げ道を作っている。

そんな奥様とはもうすぐ10年、一緒にいる。結婚の前に2年くらい付き合ってるから、トータル12年くらい。前は記念日だと言って、毎月付き合った日付におめでとうと言う人だったが、今はそんなことも言わなくなった。結婚記念日くらいだね、そんなタイミングは。たまにケンカをしたり、イライラしちゃったりするけど、また、仲直りして穏やかに過ごせる日を少しずつ増やしていけるように、お互いに体に気をつけて頑張って行こうね。

愚痴を言ってたら、なんだかありがとうの気持ちになってた。こんなどうしようもない僕と一緒にいてくれるなんて、ありがたいことだ。

今日の一曲♪

My Little Lover/Hello,Again〜昔からある場所〜

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