おはようございます。僕は世間的にはいい大人、いいおじさんの年齢ですが、何というか、本物の大人の怖さだったりズルさだったり、そう言ったものを意識したり、認識していない。経験値が低いのだろう。社会の厳しさ、怖さを知って、その上で仕事したり、発言したり、行動したりしていない。やはり、30代半ばまで、フリーターでフラフラしていたからだろう。いやいや、ぬくぬくと自分の実力が通用する、他の人と比べて自分が優位に立てるところに立つようにしてきたから、自分よりも知識や経験やスキルが上の人と会うことを避けてきたから、というのが強いか。こればかりは今までがこうだったから、仕方のないことだろう。これから、出来る限りの経験を積まなきゃ行けないのだけど、世間的には40代、そんな貴方は、こんなふうに考えたり、物事を捉えたり、行動したりすることができて当たり前でしょ、という認識、フィルターを通して、僕の事を見てくるでしょう。そうなれば、どこに行っても僕は、経験不足のおじさん小僧となってしまう。もう手遅れか。
そう言うふうに感じていながらも、努力を怠らないで過ごしているかというと、そんな事はない。自分はある程度優れてると、心のどこかで思っているし、比べるところがどうしてもそう言う相手、自分が上に立てるような人達と自分を比べるようになっている。
優越感に浸るなんて事はないのだけど、自分は弱い事を知っているから、自分の存在が弱くならない場所、勝てる場所に行こう行こうとしてしまう。上に向かって行こうと言うことは、昔からあまりない。やっつけてやろうとか、あの人よりも上に行くんだ、と言う気概のようなものは、備わっていない。向上心がないというところか。上昇思考がないと言う感じか。今よりも良くなりたいとは思う。だけど、出世ひたいとか、偉くなりたいとか、微塵も思わない。今よりもいい生活がしたい、裕福に、苦労せずに暮らしたい、とは思うし、それを満たすためには、出世したり、今よりも頑張らなきゃいけないのはわかっているけど、どうもその実際の行動には繋がっていかない。自発的な考え、動きがない。ただただ、楽な方に行きたいと、つくづく考えている。楽で楽しい方、そっちにズルズルと動いてしまう。
仕事に向き合っていながらも、社長のようなストイックさや真っ直ぐさは持っていないし、それを求められても、とてもとてもできない。だけど、社長のような考え方や物事の進め方はとても勉強になる。それを自分の中に取り入れるには、そもそも仕事をする上で備わってなければいけないものが、備わっていないから、取り入れられないでいる感じ。とはいえ、そんな事も言ってられない年齢。
もう少し、足腰軽く、心軽く、人と接したり、仕事したりしたいものだ。家族が困らない程度稼げれば、それに越した事はない。僕の能力なんて、そんなものだと思う。環境が変われば、僕の様子も変わるだろうけど、ついていけなければ、取り残されるだろう。
バスケは好きだったから、自分で頑張ることを厭わなかった。県内でも強豪校に自ら飛び込み、きつい練習にも耐え、それなりの実績を残した。もちろん個人的なプレーの上達もしたし、バスケにおいての考え方もそこそこ身についたと思う。上には上がいる事はわかっているし、そこに到達できないこともわかっている。自分のできること、やりたいことが出来る環境に身をおいて、楽しく、かつ頼られるような立場にいられることを考えて、今もバスケを続けている。
こう言うことが、仕事にも生かされればなぁ。
今日はまたまた気が重い。がんばれ、自分。
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