クリスマスイブ

ワイヤレスイヤホンを会社に置いてきてしまったようだ。たまには日常生活の音に耳を傾けてみようか。通勤中は普段は音楽や動画、ゲームの音楽が流れているから、電車のアナウンスや人の会話とか、全くと言っていいほど聞こえてこない。たまにはこういうのもいいもんだ。

そして、ふと周りを見渡してみる。みんなスマホを見てるか、寝てるか、あとは本読んでいる人がほんの少しだけいるくらい。スマホをいじっている人の中には僕も含まれている。ボーッと考え事したり、逆に何も考えずにいるような時間が、これではあまり取れないよね、と思わされる。僕は元々考え事とかあまりしないのだけど、ただでさえ考えない人が、スマホに意識や時間を取られていたら、もっともっと考える事はなくなり、脳みそが腐ってしまいそうだ。

今日はクリスマスイブ、だけど仕事は少し遅くなりそうだ。なるべく早く帰って、早くみんなでパーティーができるといいな。今年は成り行きで、上の子のクリスマスプレゼントはサンタさんに何お願いする?って聞いたら、洋服屋さんで見た、エルサのドレスが欲しいと言って、クリスマスまでに売り切れたらやだなぁと思ってお店に見に行ったらサイズもあったので、じゃあ、これ買うか!と言って買ったのだけど、後々、あれ?サンタさんにお願いするはずでは?上の子はサンタさんからのプレゼント無しで、下の子はサンタさんからのプレゼントあったら、ズルイと言ってゴネるだろう。ヤバい、失敗した。ということで、エルサのドレスを目の前で買ってしまった後に気がつき、どうしようかと家族会議。

正直に言えば、僕はあまりサンタさんの存在について、子供たちの夢を壊すような風にはしたくはないという気持ちはほとんどなく、だからこそ、今回のサンタさんからのプレゼントを子供の目の前で買ったしまった問題が発生したわけだけど、奥さんはと言えば、いやいや、まだ夢を壊すような事はしたくないとの強い気持ちがあったので、仕方ない、じゃあ値段は張れないが、何か準備してあげようということで、前々から欲しい欲しいと言っていて、おもちゃ屋さんで見つけたら試しに(勝手に)やったりしていた、ホッピングをサンタさんからのプレゼントということで準備したのだった。

それとは別に、おじいちゃんおばあちゃんから、また、おじちゃん達からもプレゼントが送られてきて、子供にとってはサンタさんなのか、家族、親戚なのか、区別できないのではないかと思うのだけど、ともあれプレゼントが一気に届いて、遊ぶのも一苦労な状況になるだろう。欲しいものがあって、それがランキング上位から3つくらい、たった1日で手に入るわけで、それがサンタさんから?おじいちゃんから?おじちゃんから?と、親の方がよく覚えていられない状況になっている。だって、あれ?去年は何だったっけ?おじいちゃんからは?おじちゃんからは?あれあれ?って、今年もなってたわけで。まあ、そんなことは関係なく、子供達はサンタさんから何かしら欲しいものが、寝ている間に届いているなんて、嬉しくてたまらないだろうな。

クリスマスの音楽でも聴きながら、みんなで食卓囲んで、楽しく過ごせますように。

メリークリスマス。

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