営業

久々の更新。何だか書く気にならなかったと言うか、どうにもこうにも甘えが出て、ゲームやっちゃうな。これじゃいかんのだけど、いかん人生が42年続いているし、きっとこのまま行ってしまいそうな感じ。だから、少しでもなにか、ダラダラしてた訳ではないのよ、僕は、と言う証でも残したいところだ。仕事もダラダラだし、社長や他の人たちと比べたら、ぬるぬると、ゆるい感じでやって、給料もらってる、給料泥棒と言われても、言い返せないくらい。きっともっと働く人は何も言われずともガッチリ働くだろうし、成果も出す。僕が出した成果とは何か、自分でも全く思いつかない。この会社に何をもたらせているのか、貢献できているのか、全く分からない。無いと言っても過言ではない気がする。

そんな状況だから、何かを書こうと思ったり、何かしようと思ったり、これっぽっちも気持ちが動かなかったわけで。充実してない人は、この先も充実できないのだろう。

あちこちオードリーを見た、ノンスタイルがゲストだった。石田さんと若林さんのやりとり。お互いのことがよくわるんだろうな、そして何よりお笑いに対して真っ直ぐというか、これしかないんだ〜ってやってるんだろうな。僕にはそんなものはない、必死になったり、没頭したり、脇目も降らずただただ突っ走るような感じ。

僕がもし、バスケに対して、そんな感じになっていたら、どうなっていただろうか。諦めずに、勝手に自分の限界を決めず、誰かと比べて僕には無理だと思っていなかったら…。部活で一緒だった友達や今のチームのメンバーと比べて、練習の時間云々は抜きにして、バスケのこと考えたりする時間や好きの度合いと言えば、それなりに大きい、高いものだと自負している。月に一回か二回しか行けない練習、それでもそこで得るものや維持しているものがあると思う。毎日毎日、バスケのことだけを考えることはできないけど、僕の生活の中には間違いなく毎日バスケが入っている。僕よりももっと割合の多い人もいるだろう、それはわかっている。それでも自分はバスケが好きだし、そこそこうまくやれることがあると思っていて、よその奴なんて関係ないわ!と思える。

こんな気持ちになれるような、没頭するもの、好きだも言えるもの。そういう意味では、こうして何か書いているのは、楽しい方だ。決して上手ではない。昔、銀杏BOYZの峯田さんがブログを書いてた頃、それを真似て、僕もブログを始め、そこで50〜100くらい、毎日見られるようになったりしたし、メッセージも貰えるようになったり、そこで同じ山形出身の年下の男性とMIX CDを送り合ったり、挙げ句の果てには新宿で二人で飲んだりした。怖かったけど、怖くなかった。すごくいい人で、会う時には少し恥ずかしくて、だけどお酒飲んだら楽しくて。そこで、相手の人がラジオで流れた相対性理論の新譜を録音してたのを、僕に聴かせてくれたりして。あー、懐かしい。あの頃、書くのは楽しかったなぁ。誰かに見られてる、見てくれてる人がいるって思うと、嬉しかった。

そうして、書くのが好きだからといって、フリーペーパーなんかを発行している会社に面接に行き、26歳フリーターの僕を、新卒と同じ給料だけど、採用すると言われた。そこでの試験で、小論文的なのがあって、このキーワードを使って、400字以内で文書を書きなさい、という問題に取り組み、僕は就活という気持ちはなく、ただ文章を書く楽しさみたいなものだけで、書いていて、その結果採用だったから、嬉しかったのを覚えている。

入社したら、はじめは営業だと言われ、電話で広告営業のアポイントを取らなければならなかったけど、全く電話なんてできない、やりたくない、飛び込みなんてなおさら。3日目には行きたくない行きたくないと思って、ズル休み、土日挟んで月曜日には辞めますと電話で伝えた。後々、その会社のこと調べたら、社長のワンマンで、なんか色々としっかりしてないところだったっぽい。まあ、今の会社よりは規模は大きいところだったと思うけど、それはそれとして、続けられなかったのは当たり前だと思う。訳のわからん若造に、いきなり文章書かせてくれる程、世の中甘くはないわ、これも当たり前だ。

バスケと書くこと。これくらいか、僕が今まで少しでも没頭したり、好きだったり、得意と思えることは。

選挙だなぁ、日曜日は投票に行こう。どんな結果になるやら。

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