12月16日

昨晩は熊谷までバスケしに行ってきた。自分と同じくらいの年齢の人たちと、自分のチームメイト数人と混合で。久々に体動かして、楽しかったな。

バスケ終わり。いつも一緒に車で家まで友達を送ってあげてるのだが、その友達とファミレスでご飯食べながら、いろんな話をした。僕の今の仕事や精神的な具合の話、これからどうしようかと思ってることや次に進むにあたっての考え方、こんな感じでどう?って提案も。年下だけど、俺よりもしっかりしてるなぁ。いろんな話を聞いてみたら、その友達もいろんな経験を踏んで、苦労してきて今に至ってるんだなぁと知った。完全に仕事してない期間が10ヶ月くらいあったという。長い期間休んでると、やはり焦り、お金の面もキツくなってきて、精神的にも昼間に動き出せなくなったりしたらしい。みんな仕事してるのに、自分は何してるんだろうってさ。僕もそこまでの期間ではなくても、仕事辞めて、次の転職先は決めずとも、次にやることは決めて、その準備のために時間を取るため、心と体を回復させるため、少しの間休むというのもいいんじゃないかい?っていう、彼からの意見になるほど、そういう考えや対応もできなくはないね、という気持ちになった。とりあえず仮に期間を決める、何かを始めることや辞めることのタイミング、区切りをセットする。僕のいちばん苦手なやり方というか行動の仕方だ。だけど、今の仕事辞めるにも、次に何か始めるにも、準備が必要だしな、闇雲に辞めて、会社にも家族にも迷惑かけるのはしたくないしな。また色々考えて、やりたいことや好きなこと、得意なこと、大切なこと、自分に合っているものをしっかり見つめて、仕事につながればいいなぁ。

友達を送り、コンビニで子供達や奥さんにちょっとしたお菓子を買い、ガソリンを入れて、一路自宅へ。もう、0時を回っていたから、自宅に着くのは2時過ぎだなぁ、遠いなぁと思いながら出発。大学のサークルの友達に電話をしたけど、出ず。こんな時間だけど、いつも3時くらいまでは起きてるから、いつでも電話してきてくれと言ってくれる、稀有な友達だ。少し車を走らせていたら、折り返しがきた。彼は、今飲食店をやっているが、新しく食堂を始めている。自分のやりたかったことで、奥さんと二人で始めたそうだ。従業員がいないから、その方が気が楽で、ストレスも少なく済むらしい。お金、経営の大変さ、体力的なしんどさはあるものの、自分のやりたいことをやっているから、そんなもんだろうという感じらしい。その友達にバスケ帰りに電話したのは、仕事で行き詰まり感や苦しさが出てきた時だった。そのことを話したいわけではなかったけど、夜中に一人で車で帰っていて、何だか話したくなった。だけど、こんな時間だしなぁと思いながらも、彼なら出てくれるかな?と思って迷惑千万なのは承知で電話した。出てくれた。彼の近況を聞くのが会話のほとんどだった、だけど、家に着く直前。

お前、なんかあったろ?

なんて、キラークエスチョン。あまりにもピンポイントで、言い当てられたから、戸惑い、素直に実はさ…、なんてな感じで、話を切り出すことはできなかった。あの時、なんで俺がなんかあったってわかった?って昨日聞いたんだ。そしたら、少し考えて、

うーん、なんかテンションが変というか、変な明るさというか、あとは笑い方が笑ってなかったからさ、

だとさ。彼とはここ数年の大学のサークルのみんなと集まったりする時にも一緒に飲むけど、その様子を見て、僕が何か気にしながら、気を遣いながら飲んでるなぁ、無理に笑ってるなぁというのが見ていてわかるらしい。学生の時は二人で飲んで、ボウリングして、カラオケして、なんてのを毎晩のようにやっていて、たくさんの時間を過ごしたから、いろんなことに気づいてくれているようだ。僕は彼のことをそんなふうに気づいてあげれるだろうか。

昨日はその友達にも仕事のこと、僕の精神的なこと、相談した。電話でこんなに真面目な話したのは、本当に久しぶりだ。本当なら、俺らみたいな奴らは、もう少し近くにお互いにいて、なんかあったら電話じゃなくて、今日飲み行く?そっち行っていい?みたいな距離感でいないと、ダメなのかもな、って言ってくれた。彼は彼で、今の仕事やこの先のこと、不安もあるし苦しさもある。心も壊してしまったこともあれば、体にも病を抱えている。それでも、今は希望の光であるお店のことに奥さんと一緒に力を注ぎなからも、まだ手放せないでいる飲食店の方を、嫌だなぁと思いながら続けている。僕の気持ちもわかる、そうだよなぁと話をうんうんと聞いてくれた。頑張れと言ってはいけないのはわかってる、だからまあ、ほどほどにね、無理すんなよ、けど、まあ頑張っていこうぜ、って言ってくれた。

僕には友達がいる。こんな話をいきなりしても聞いてくれて、いろんな考え方を伝えてくれたり、一緒に辛いよなぁと思ってくれたり、寄り添ってくれる。なんて嬉しいんだろう。ありがたい。僕は友達に同じように返してあげられたり、寄り添ってあげられたりできているだろうか。

月曜日が始まった。またため息の始まり。バスケをして、疲れはあるけど、根不足だけど、リフレッシュできた感じはする、がしかし、やはりこうして朝が来て、目の前に苦しい字時間が差し迫ってくると、胸が苦しくなる。逃げ出したい。

昨日話をして、やっとわかった。今の仕事も向いてないのはあるものの、社長との関係性が今の僕に多大なる影響を与え、心を苦しくさせているんだと。優しくしてくれて、僕をフォローしてくれているけど、やはり苦しくて、僕は社長の顔色だけ見ながら仕事している、その自分が自分ではなくて、気にしないでやることなんでもうできる状況にはなくて、軽い洗脳状態みたいになっているんだろう、という感触。だから、続ければ続けるほど、キツくなってくるんだろう。

はぁ、駅に着いた。苦しい1日の始まりだ。

タイトルとURLをコピーしました