憧れる職業というか、かっこいいなぁと思う仕事、人は、言葉を上手に使う人、話が上手な人、歌が上手な人。僕が好きだから、ということもあるけど、芸人さんやミュージシャンは、かっこいい、憧れる。
テレビ番組で、笑福亭鶴瓶さんが、番組の最後にゲストの人について、ピンスポット浴びながら、一人喋りをする。それをゲストの人は、舞台の裏でモニターを見ながら聴いていて、微笑んでいたり、涙ぐんだりしている。
芸人さんがネタをやることもかっこいいし、ひな壇やコメントを求められた時に、瞬発力のある返し、発想豊かな言葉選び、そこに感動を覚えたり、かっこよさを感じる。
歌手が歌を歌い、バンドが演奏して、観客が釘付けになり、興奮し、涙し、我を忘れてしまうくらい踊ってしまったり。とてつもないエネルギーを感じるし、僕の何かを変えられてしまいそうになるくらいの影響があるのでは、と感じる事がある。
普段、言葉や音楽は、世界中に溢れているし、何気ない毎日に溶け込んでいる。使うのも、さらりとなんの気なしに、聴くのも、嫌でも聴こえてきたり、無意識に鼻歌を口ずさんでいたり。
言葉や音楽を操り、人の心を動かす事が出来るって、どれだけすごい事なのか。しかも、そういうことを生業としている人たちの中でも、スーパースター、唯一無二の人たちがいて、プロ中のプロ、あの人には敵わないという人たちが存在する。世間の認知度が高い人も、そこまで知られていない人もいる事だろう。
僕もほんの少しの時期、バンドやりたいな、歌手になりたいなと思った事がある。ギター買って、家で練習したりした。芸人さんになりたいとは思わなかったけど、マネして会話の中に織り交ぜたり、同じ芸人さんのラジオを聴いてる友達と、その話題で盛り上がったりした。
ギターなんてさっぱり上達しないし、芸人さんのマネごとをしたとて、さほど面白くもならない。やはり、あの人たちがやるからこそ、すごいのであって、僕のような、普通の、特に何も努力してない人にはすごさはないし、面白さもない。
どれだけの時間をあれだけ芸や音楽のことに費やして、考えて、悩んで、突き詰めているのだろうか。
憧れの職業、憧れの人になることなんて、到底できないと、いつもいつも思っている、挑戦するなんてとんでもない。あの方たちは、選ばれるべくして選ばれたり、やるべくしてやっているのだろう。きっかけは些細だったかもしれないけど、あれだけのエネルギーを人に与えるような、とんでもない仕事をやってのけ、それを継続させていくなんて、考えられないし、想像もつかない。華やかで、楽なように見えるが、その裏にどれほどの苦悩や失敗、努力があるのだろう。
それを素人の私には微塵も感じさせず、笑わせてくれたり、元気付けたり、感動させてくれたりする。
今日もかっこいい人たちから、エネルギーをたくさんもらって、頑張ってこよう。
今日の通勤BGM♪
銀杏BOYZ/ぽあだむ
銀杏BOYZのライブに行って、何度拳を突き上げて、何度ゲラゲラ笑って、何度泣かされたことか。今度はいつ行けるかな。
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